三重県 S様 KZ1000 トゥーカッター仕様 エンジン腰上オーバーホール
かなり久々の更新になりました。。
私はしっかり生きております(笑)
巷では店主死亡説も流れたのではないでしょうか。
まあ実際死にながら生きとるみたいな人間ですからお任せください(?)
二足歩行でしっかり肺呼吸してますよ~
昨年末から私自身の環境が変わり業務以外の仕事や新事業立ち上げの下準備やらで
西へ東へ奔走しておりました😥
ありがたいことに今年に入ってからオーバーホール依頼が急増しております。
お待ちいただいておりますお客様には本当に申し訳ございません。
他作業と並行して作業し少しでも納期を短縮できるよう努めております。
あと、今年から二輪修理以外のブログも挙げていきます!
全く二輪に関係ない内容ですが、お優しい目で見てくださいね?(非難・糾弾大歓迎です)
では作業に取り掛かります!!
私の地元のオーナー様でZをよく知る知人に手直ししてもらったみたいですが
異音と#3の吸引圧力が非常に弱く、総合的に診てほしいと依頼がありドッグ入りとなりました。
早速診ていきましょう!
ヘッドを分解しますと早速スーパー誤組みを発見!
センターОリングが破断。。ということは、、、
でましたワイセコガスケットとのОリング併用。。
以前のブログでも全く同じ内容です💧(某鈴鹿のショップ)
こちらの車両も鈴鹿の知人に診て組んでもらったみたいですが、まあ、、、もうなんも言わんとくっすわ(笑)
案の定ブロック・ヘッド間からオイル漏れはありましたし壊されたみたいなもんですね。
Z界隈ではプライベーターで、なまじ‟俺Zいじれるで~よう知っとんDE~”オジサンが必ずいます!
そして確実に壊します!
もう他人のバイクいじらんといてくれ!ホンマに!業界に不協和音しか残さへんわ。
まあそういう類のオジサン連中はようけ喋っ倒すで一撃で理解できます(笑)
では続きです。
#3だけ焼けがニスイですね。燃焼していない証拠です。
そしてバルブもピストンにスタンプしています。
バルタイも合ってませんでした。
Zでよくある定番ミス(あってはあかんのですが)でIN側が一コマ早いとキスします!
こうなるとバルブの曲がり、最悪はコンロッドの曲がりも気なるところ。
一応点検棒は通りましたが#1だけ若干渋い。。
ギリギリOKです😅走行には支障はないレベルです!
そしてヘッドをよく診ると!
上記写真はIN側。
下記もIN側です。
EX側のガイドが挿入されていました😅しかも銅製。。。
メーカー集荷時なのか海外で単独入れ替えをしたのか定かではないですが。
オーナー様に確認していただき予算との兼ね合いを最大限に考慮しこのまま進めることに
しました。
機能上問題はありませんが、オーナー様には徹底したこちら側の説明をし納得していただき
ました。
あと、二輪に限らず部品代やらなんやらが高い😥
リーズナブルに修理できたものが今後ますます無くなっていきます。
戦争による軍産複合体のバランスが偏りすぎて価格が高いままなんかなと個人的に
思っていますが。。
今日はここまで、ではでは。